2019年1月の中国気になるニュース: 新車販売台数減少へ、日本電産減収減益
中国にて、日系企業に勤務するものとしては、自動車業界の動向は気になるところです。
タイやインドネシアもどうですが、現地日系企業の中でも、自動車メーカーおよびそのサプライヤーは規模が大きいですので、自動車業界の好不調は、中国で働く駐在員の景気のバロメーターでもあります。
気になるニュース①: 新車販売台数は28年ぶりの前年割れ
28年ぶりですからね。いよいよ来てしまいました、この時が。
減税効果がなくなったため、ともありますが、それも含めてこれまでうまくコントロールしてきたのが中国政府の実績ですが、2019年前半も回復が見られないようであれば日系自動車メーカー、周辺産業への影響も大きそうです。
気になるニュース②: 日本電産が減収減益へ
これまで、EVシフトの恩恵も受け、業績絶好調であった日本電産が減収減益を発表。
中国の景気も曲がり角に来たかな、という印象。
過去ずっと、中国のバブルはいつ崩壊するか、という話がニュースに出続け、予想を裏切る形で中国経済は安定成長を続けてきたわけですが、今回は本格的な曲がり角かな、という印象を中国在住者としても感じます。
日中貿易戦争の影響なんでしょうね。この下がり方はすごい。中の人に何が起きてるのか聞いてみたいくらいです。
2019年は中国経済は厳しいかな。